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四国八十八カ所 バイク遍路 那賀郡那賀町 鷲敷野外活動センターキャンプ場 [四国八十八カ所]


 太龍寺の参拝を終えるとPM17:20。そこから駐車場まで下山して、太龍寺の登山道を下り県道8号線を南下、国道195号線を西に進んで鷲敷野外活動センターキャンプ場を目指した。時間も遅くなっていて、暗くなる前にテントの設営を終えたいので、太龍寺から一番近そうだったのと、近くに温泉があるので、ほぼ一択の選択。
 キャンプ場は那賀川の自然堤防上というべきか。テントサイトにはテント毎に一段高いエリアが設定されていて、これが自分のテントサイズに合致しないのと、地面が砂利でペグが固定できないため、設営に時間がかかってしまった。結局、設営場所として設定されている所を外して、テントを設営した。設営が終わると辺りは薄暗くなっていた。2010/05/30泊。

住所 徳島県那賀郡那賀町百合字松の木178 [地図]
利用料 公式頁を参照してください。
駐車場 有り 
家頁 http://www.waziki-camping.com/

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 これがテントサイト。翌日早朝に撮影。小型テント専用で、一列にズラっと並ぶ。大型テントは別のエリアに区分けされている。左側にはすぐ那賀川。
 前日には設営後、米を洗って夕食の準備してから、川向かいにある鷲敷温泉に行き、二日目で初めての温泉に浸かる。350円と銭湯並みの価格で有り難かった。温泉を出るともう完全に夜になっていた。
 周囲にはコンビニやスーパーなどもなく、キャンプ場から国道を東の方向に酒屋を一軒見つけた。自販機があるのでビール類の調達は可能だが、自炊ではない場合、事前に食料を調達しておいたほうが良い。
 公式サイトによると有料となっているが、到着した時に管理棟らしき建物には人影は無し。温泉から帰ってきてテントに戻り、一杯やっていると管理棟らしき建物に明かりがあったが、そのまま翌日を迎えた。お金は払っていない。

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 キャンプ場から川向かいにある鷲敷温泉。温泉へは国道を少し西に行き、橋を渡って東に進む。橋を渡ってからは細い街灯もない道なので気を付けて。
 温泉の湯船に浸かっていると、薄暗い中かろうじて対岸には設営したテントが見通せた。



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四国八十八カ所 バイク遍路 第二十一番札所 舎心山 太龍寺 [四国八十八カ所]


 参拝日は2010年5月30日、遍路2日目の本日11箇所目。到着はAM16:45頃。「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」と四国巡礼の難所のひとつ。西の高野とも称され、へんろころがしの札所であるが、現在ではロープウェイが開通している。ロープウェイは往復2400円なので貧乏バイク遍路としては境内近くまで山道を登る。
 鶴林寺から鶴峠を那賀川側へ下り、県道19号線を左折、県道282号線と進み、28号線を南下して、阿南市側から太龍寺の登山道を登る。鶴林寺から約15km。
 ちなみにロープウェイを利用する場合は県道19号線に入って右折すればよい。

四国八十八カ所 第二十一番札所 舎心山 太龍寺 (しゃしんざん たいりゅうじ)
住所 徳島県阿南市加茂町龍山2 [地図]
宗派 高野山真言宗
開基 弘法大師
御本尊 虚空蔵菩薩
創建 延暦12(793)年、延暦17(798)年の説も。
御詠歌 太龍の 常にすむぞや げに岩屋 舎心聞持は 守護のためなり

拝観料 不要
駐車場 有り ロープウェイ乗り口は無料、太龍寺境内下の駐車場は志納制、境内まで約1.5Km
納経時間 AM7:00~PM5:00
宿坊 なし
太龍寺ロープウェイ家頁 http://www.shikoku-cable.co.jp/tairyuji/

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 太龍寺の仁王門。
 納経時間ぎりぎりに到着したこともあって、急いで参拝を済ませて納経印を頂いたため、仁王門は最後に撮っていた。駐車場から登っていくと仁王門を経由せずに、記憶違いの可能性もあるが、おそらく六角経堂のあたりにたどり着き、本堂へ向かったのかも知れない。

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 仁王門から石の階段を上がる途中に鐘楼門。

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 本堂を右側から。本堂の正面はすぐに階段になるため、正面からの姿は足場でも組まない限り撮影できない。本堂前の階段を下りていくとロープウェイ駅になる。

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 本堂の外陣。西の高野と称されるだけあって、本堂は堂々の佇まいを見せる。
 開創は桓武天皇の勅願により、空海が開基したという。延暦12(793)年に堂塔が建立され、空海が虚空蔵菩薩像を刻み安置したと伝えられるが、延暦12年は空海が渡唐する以前であり、この説には無理がある。
 もうひとつの創建年説、延暦17(798)年の方は、桓武天皇の勅願によって、阿波国司藤原文山によって堂宇が建てられたという。

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 本堂の提灯。寺の本堂や神社の拝殿につり下げられた提灯が、私は好きなのだ。

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 太龍寺の大師堂。こちらも風格がある。

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 本堂の裏手の小高い地に建つ多宝塔。なかなか良い撮影ポイントが無かったため、少し見えにくいのと、時間も遅くなり薄暗いので、少し加工した。

 太龍寺は時間の関係もあって、持仏堂の龍の天井絵や数多く建つ堂宇を撮影する時間を取れなかったので悔いが残っている。初日訪れることができなかった熊谷寺の山門とあわせて、ここには必ず再訪してみようと思い太龍寺を後にした。

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 第二十一番札所 舎心山 太龍寺 御朱印。


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四国八十八カ所 バイク遍路 第二十番札所 霊鷲山 鶴林寺 [四国八十八カ所]


 参拝日は2010年5月30日、遍路2日目の本日10箇所目。到着はAM15:20頃。「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」と四国巡礼の難所のひとつとして挙げられている札所であるが、現在では山門の前まで自動車で登ってこられる。立江寺から県道28、22号線を西進、勝浦町に入って県道283号線で鶴峠へ向かい鶴林寺登山道へ入る。立江寺から約15km。

四国八十八カ所 第二十番札所 霊鷲山 鶴林寺 (りゅうじゅざん かくりんじ)
住所 徳島県勝浦郡勝浦町生名鷲ヶ尾14 [地図]
宗派 高野山真言宗
開基 弘法大師
御本尊 地蔵菩薩
創建 延暦17(798)年
御詠歌 しげりつる 鶴の林を しるべにて 大師ぞいます 地蔵帝釈

拝観料 不要
駐車場 有り 志納制 境内まですぐ
納経時間 AM7:00~PM5:00
宿坊 なし(休業中とのこと)

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 駐車場からすぐの所に建つ山門(仁王門)。

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 山門に掲げられている山号扁額。山号の霊鷲山は、釈迦が初めて法華経を説いた仏教発祥の地、インドの霊鷲山と当山の姿が似ていることから名付けられたという。

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 山門から参道を進み、大師堂の脇の階段を上がる。その先に鶴林寺のシンボルとも言うべき、二体の鶴の像に見守られる本堂が建つ。桓武天皇の勅願により弘法大師が開創した。大師が当地で修行していた時、雌雄二体の鶴が舞い降り、金色の地蔵菩薩を守護しているのを見た大師は、すぐさま地蔵菩薩を刻み、その胸の部分に鶴が守護していた地蔵菩薩を納めて本尊としたという。

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 本堂の北側に建つ三重塔。文政6(1823)年に建てられた。

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 登ってきた階段を降りて、大師堂では多くのお遍路さんが読経していた。この時点でPM4:00頃。大龍寺で納経時間に間に合うか、バイクで行けるところから本堂までの時間が読めないためちょっと悩んだが、とにかく行ってみることにした。

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 第二十番札所 霊鷲山 鶴林寺 御朱印。


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